JCCB産業部会主催 「第1回MICEセミナー」 ~大阪・関西万博特別セッション~を開催しました。
- 2024/9/18
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2024年度第1回JCCB産業部会MICEセミナーを実施しました。
2024年9月13日(金)、JCCB産業部会は今年度第1回MICEセミナー「大阪・関西万博特別セッション」を実施し16組織42名が参加しました。本セミナーは、昨年から2年にわたり計画や調整を行い実現にいたりました。
近浪弘武産業部会長は開会で、「大阪・関西万博まで半年強に迫った良いタイミングでのセミナー開催となった。54年前1970年の大阪万博では、6,400万人もの入場者があり、大きな影響が日本各地に及んだ。万博はMICEを代表するイベントで、来年の万博にも効果を期待している。また、来年JCCBは設立30周年を迎える。こちらもみなさんに参画していただきたい」と述べました。
第1部吉村佐知子講師(2025年日本国際博覧会協会 広報・プロモーション局上席審議役 兼 海外コミュニケーション部長)から、「大阪・関西万博の海外向け機運醸成の取り組みについて」と題し、時代とともに変わる万博の役割、出展パビリオンの概要、「未来社会のショーケース」事業についてなどの概要説明がありました。そして、海外広報・プロモーションの目的、ターゲット、具体的なPR活動、公式参加国や各種関係機関との連携・協業が進められていることが述べられました。
第2部の井上 学講師(内閣官房 国際博覧会推進本部事務局 次長)からは、「大阪・関西万博とMICEについて」講演がありました。特に、万博を契機とした(MICE関連)の動きについては、参加者が最も関心を寄せる部分でした。そして万博は「開催を成功させること」と、「2025年だけで終わるものではなく、様々な人が知恵を出し合いレガシー化して日本の成長につなげること」が大切であると締めくくりました。
最後に若松務JCCB事務局長は、「今日、お二人の講師にご講演をいただけたのは奇跡的であった。吉村講師からは『日本を世界に売り込む』熱意を感じ、井上講師からは『MICEへの深い愛情』を感じ取ることができた。まさにMICEセミナーに相応しいお二人であり、貴重な機会であった」と総括を述べました。
セミナー終了後、場所を移し講師お二人を交えた懇親会では、「万博クイズ」や「ご指名トーク」などアトラクションも行われ参加者同士の交流がすすみ、「万博」をテーマに皆がひとつになり和やかな雰囲気になりました。講師、参加者の皆様に心から感謝いたします。